言わなくてもつらいところに手が届く!それが中国針灸です。
中国針灸とは?
中国針灸は、血管や神経を圧迫している人体のツボ(経穴)、つまり身体
の深部にあるコリの根元に刺激を加えて、コリをほぐす治療です。
ツボには深さがあるので素早く、正確にその目的の深さまで刺入すること
により、気血の流れの運行障害を改善させ愁訴(つらい症状)を取り除き、
健康な状態に戻します。
薬やメスを使う西洋医学ではなく、人間が本来もっている自然治癒力、自
己回復力を最大限に引き出す中国医学(中医学)理論に基づく根本治療
なので安全性も折り紙付きです。
「痛いのでは?」
中国針灸は、深層部のコリをねらって、集中的に治療するので「痛いの
ではないか?」と不安に思っておられる方が多いです。
確かに、一般的な針灸治療はズシーンと響かすような刺激を与えたりする
のですが、当院の中国針灸治療は、深層部のコリがジワーと、とろけていく
感じがわかるのに針灸治療特有のズシンとした響きも痛みも感じません。
でも、痛みの感じ方には個人差があって当然なのでやっぱり痛いという場
合は遠慮なく言ってもらっています。(笑)

ちょっと雑学 〜針灸の歴史〜
中国の新石器時代には、魚の骨や鋭い石の先などが治療に利用され当
時はこれらを患部に当てたり、刺したりすることで、痛みや病気を治療して
いました。
その後、周時代になると人体のツボや経絡の研究が進み、「黄帝内径」が
完成し、これにより「病」と「穴位」(ツボ)の関係が本格的に研究され始め、
「針灸」は学問として重視されるようになりました。
宋の時代になると穴位や経絡を具体的に配列し「針灸銅人」が誕生しまし
た。
明の時代には、「針灸銅人」を再鋳造させました。「針灸銅人」は365ヶ所
のツボに実際の針が刺せるようになっており、医者や針師の育成に大い
に貢献しました。
現在、明代の「針灸銅人」は北京の三皇廟内に秘蔵されています。
それ以外にも明代には、「針灸大全」(1439年)「針灸問対」(1530年)「針
灸聚英」「針灸節要」(1529年)とともに、針灸の集大成ともいえる「針灸大
成」(1601年)が編纂されました。
新生中国が誕生して以来、針灸医学はさらに進歩しました。
針灸や漢方は長く中国人に親しまれ、国民の健康に大いに貢献してきまし
た。政府はこれらのことを考慮し、人力と財力を両面から投入し、数多くの
大学、研究所や病院を設立。
全国から科学者を結集して、現代生理学、生物学、微生物学、免疫学など
から、針灸のメカニズムを研究した結果、針灸は人体各臓器に対して調整
機能があることが判ってきました。今も、分子レベルからの研究が続けら
れています。
また、麻酔が使えない患者に対して針麻酔を開発し成功を収めました。こ
のニュースは世界中に報道され、日本の医療界にも大きく影響しました。
現在、欧米はもちろん世界百ヵ国以上の国々で針灸の研究や臨床応用が
盛んに行われています。
そして毎年、数万人の留学生が中国で針灸を学んでいる状況です。
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